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人口ピラミッドの形状と特徴の壱 [人口]

人口ピラミッドの形状と特徴の一覧

人口ピラミッド015.jpg
人口ピラミッドの形状は大きく3種類に分けられ論じられている。
多産多死・・・・富士山型、ピラミッド型
戦前の日本や少し前までのインドなどがこの形だった。家計を支えるために多くの子どもを持つ傾向が強かった。それで14歳以下の年少人口の割合が高くなる。死亡率も高い。65歳以上の老年人口の割合が低い。底広の三角形になる。
少産少死・・・・ベル型、釣り鐘型
14歳以下の年少人口の割合が低い。(人口があまり増減せず、安定する。)
衛生状態の改善で死亡率が低下して年齢の高い方、上の半分の縮み方が少なくなる。改善で乳幼児死亡率も低下するから多産少死になる。「多産多死」から「多産少死」になる。生活が豊かになるにつれて出生率の低下していき「少産少死」に至る。日本では1920大正9年以降に、こうした「多産多死」→多産少死→「少産少死」の「第一次人口転換」が始まっている。人口ピラミッドは、底が広い三角形の富士山型から、底が縮んで上が伸び釣り鐘型へとなる。
1937昭和12年支那事変からの中国戦や1941昭和16年12月真珠湾攻撃からぼ太平洋戦の戦争中は、1941昭和16年1月「産めよ増やせよ」の政策が採られ、1945昭和20年敗戦後の47昭和22~24年に兵士の復員で出生が増えベビーブームが起き、出生率は大正初期1920代に回復したが、直ちに低下が興る。1957昭和32~58昭和33年頃から徐々に低下は収まりはじめ、1960昭和35年頃から暫くの間は出生率2.0前後で推移した。 >続く<
図表 明治以降の我が国の普通出生率
明治以降の我が国の普通出生率・立法と調査02縮.jpg

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