イランのイスファハンへの攻撃 イラン仕様のトムキャット 2024/04 [日々の雑感]
イランのイスファハンへの攻撃はミサイルではなく3機のドローンで、イラン防空システムが撃墜、爆音はそれだとテヘランのトルコ国営通信記者が伝えている
イラン中部 イスファハン の第8空軍基地がイスラエルの攻撃目標になったとみられる。この基地には1970年代、米国が親米のシャー体制に譲渡したF-14戦闘機が展開している。愛称は「雄猫」を意味するトムキャット(Tomcat)。米国では2006年に完全退役。
「イラン帝国」は、F-14を購入決定。79機がイランに引き渡された1979(昭和54)年にイラン革命が発生、帝国は崩壊しイラン共和国が成立します。
「在イランアメリカ大使館人質事件」が1979年11月4日発生。これにより、イランとアメリカの関係は決定的に悪化し、その結果、F-14はアメリカからの技術的なサポートが一切受けられなくなり、部品の供給もストップしてしまいます。
困ったイランはF-14を持て余してしまいますが、のちに部品やミサイルの独自国産化や技術開発をすすめ、F-14を独自に改造・改良し自分たちのモノにすることに成功。その結果、最大の見積もりで推定40機程度のF-14が現在も生き残っているとされています。イラン中部 イスファハン の第8空軍基地に展開していると見られている。